2024.01.17
葬儀が終わり、ひと息ついたのもつかの間、香典返しから法要、遺品整理や納骨など、ご遺族の方にとってはまだまだ慌ただしい日が続くかと思います。
少しでも負担を減らすために、すべてをご自身で手配しようとせず、まかせられる部分は葬儀社に依頼するという手段もあります。
葬儀が終わり比較的落ち着いた
タイミングで関係者の方々に御礼をします。
香典をいただいた方へ行う香典返しは、
忌明け前に行う「即返し」と、
忌明け後に行う
「後返し」の2通りあります。
後返しを行う場合は
発送漏れがないように受付時に
香典リストを作成しておくと安心です。
参列された方に対しては、
受付の際にお礼状をつけた
御礼品をお渡しすることが多いです。
また、葬儀終了後に改めて
参列いただいた方へ、
ご挨拶に伺う方もいらっしゃいます。
供花・供物のお礼に関して、
特別なしきたりやマナーはありません。
感謝の意を込めて、
お礼の言葉を伝えたり
お礼状を送ることが多いようです。
葬儀費用の支払いや、
行政・相続の手続きなど
様々な手続きが必要となります。
葬儀後の手続き一覧
葬儀費用の支払い
年金受給権者死亡届
介護保険資格喪失届
住民票の抹消届
世帯主の変更届
遺言書の検認
国民健康保険の脱退
雇用保険受給資格者証の返還
所得税準確定申告、納税
相続の破棄
生命保険金の請求 など
期限が決まっているものもあるため
事前にどんな手続きが必要か確認しておくと安心です。
もしご自身で対応することが難しければ、
手続きの代行を依頼することもひとつの選択肢です。
四十九日法要とは、故人の命日から
数えて四十九日目(もしくはその少し前)に行われる儀式。
宗派によって異なりますが、
仏教では亡くなってから四十九日は
故人の魂はあの世とこの世を
さまよっていると考えられています。
そのため、故人の成仏を願い、
極楽浄土にいけるよう法要を行います。
四十九日までの期間を
一般的に「忌中(きちゅう)」と呼び、
それ以降を「忌明け(きあけ)」と呼びます。
この日をもって
「忌明け(きあけ)」となり、
喪に服していた遺族が日常生活に戻る日でもあります。
四十九日法要の準備の他に、
本位牌の用意や仏壇の用意などが必要になります。
故人の遺骨をお墓や
納骨堂に納めるのが納骨です。
時期についての規定は特にありませんが、
一般的には四十九日法要(忌明け法要)や
一周忌法要と合わせて行われることが多いです。
近年、納骨場所については、
様々な選択肢があります。
樹木を墓標とする「樹木葬」や
死後は好きだった海に眠りたいという
故人の願いを叶える「海洋散骨」、
故人の遺骨の一部を手元に
置いておく「手元供養」など、
故人やご遺族のご意向をもとに
ライフスタイルに合わせた納骨場所を
選ぶことをおすすめします。
テラスでは海洋葬や樹木葬、
手元供養についてもご相談を承ります。
興味のある方はお気軽にご相談ください。