2024.01.19
最近よく耳にする「家族葬」。
多くの参列者を呼ぶことなく、
家族や一部の友人といった
親しい人たちだけで故人とのお別れをする
葬儀の形です。
新型コロナの影響もあり、
経済的・精神的な負担も軽く、
心残りのないようゆっくりと故人を偲ぶことができる
家族葬を選ばれる方が年々増えています。
「知人をたくさん招いての葬儀は大変そう」
「葬儀はたくさんお金がかかるイメージが…」
「自分が親の葬儀をやった時大変で、
子どもには楽をさせてあげたい」
葬儀に対して、こういった不安や思いがある方にとって、
「家族葬」は最適な形です。
ただ、「家族葬」と「一般葬」の違いは
と聞かれると具体的にはすぐに出てこないと思います。
そこで今回は、「家族葬」と「一般葬」の
違いを解説していきたいと思います。
この記事を読めば、「家族葬」の疑問・不安が
解決するので、ぜひ最後までお付き合いください。
知らせを聞いて会場を訪れる人には
すべて参列してもらうという一般葬の場合は、
多くのケースで50名ほどになります。
一方で、家族葬の場合は、
参列者の人数は多くても30名ほど。
少ない場合は、10名ほどになるケースも
珍しくありません。
どの範囲までお葬式を
案内するかについては、
基本的にご遺族の意向で
自由に決められますが、
ほとんどの場合はご遺族や親戚だけ。
そのほかの参列者がいる場合にも
ごく親しいつきあいのあった友人などに限られます。
家族葬と一般葬で
内容に関して大きな違いはありません。
ただ、一般葬の場合は、
社会的な儀式としての側面が強いため、
しきたりや風習を踏襲することが求められます。
地域によっても異なりますが、
「一定以上の規模のお葬式でないと体面が悪い」
「簡素な祭壇では格好がつかない」といったように
世間体にも配慮する必要性が生じ、
結果として費用が高額になるケースもあります。
一方、家族葬の場合は、
コンパクトな式場を選んだり、
祭壇も小さいものを選ぶなど、
簡略化される場合が多いようです。
一般葬の場合、全国的な相場は
約100~120万円といわれています。
・地域差や参列者数
・会食に参加する人数
・祭壇・棺などのグレード
・葬儀日数などにより上下いたします。
一方、家族葬の場合は、
相場は約80~100万円といわれています。
ただし、一般葬と同じく地域差や
参列者数などによりかなり異なってきます。
一般葬の場合、伝統的な習慣として
参列者から香典をいただくことが多く、
いただいた香典に対しては四十九日法要後に
香典返しの品を挨拶状とともに送ります。
家族葬の場合は、
基本的に身内だけで営むことから、
喪主側として香典を
辞退するという選択肢を選ぶ人もいます。
四十九日法要後には挨拶状のみ送るか、
挨拶状も省略して送らないということもあります。
いかがでしたでしょうか?
「家族葬」と、「一般葬」の大きな違いは
やはり、”参列者”の人数になります。
家族や親しい友人だけを招き、
故人との別れをゆっくりと偲びたいと考えているなら、
経済的・精神的負担があまりかからない
「家族葬」を選んでみてはいかがでしょうか?
テラスなら、家族葬をする際の
費用や手続き、マナーについてもしっかりお伝えして、
故人との別れに後悔のない葬儀をお手伝いいたします。
葬儀のことでお困りのことがあれば、
ぜひテラスまでお問い合わせください。
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